「バイオベンチャー通信」

創薬バイオベンチャーについての情報を発信していきます。なお、ブライトパスバイオ、モダリス、ステムリムについては個別ブログをご覧願います。

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記事001:(ラクオリア①)ラクオリアの株価動向。

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記事→ラクオリアという会社は、なかなか親切な会社です。
私のメールアドレスをラクオリアに登録しておくと、IRニュースを自動転送してくれるのです。わざわざ見に行かないといけないバイオベンチャーがほとんどで、その中にあって、このサービスは助かります。→https://www.raqualia.co.jp/e-zine/

さて、以下はラクオリアの過去5年間のチャートです。

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ラクオリアは、2007年度7月創業、2011年7月にジャスダック市場グロースに上場しました。
操業日の2007年7月20日の始まりは1480円からでした。その年の12月には385円まで値を下げて、、、その後紆余曲折はありましたが、2018年1月には3000円を超える場面もあり、当時は大変話題になりました。

ここ1年では、昨年9月6日、Meiji Seika ファルマに導出していた統合失調症治療薬ME2112(ジプラシドン)の国内第III相が失敗に終わったとのニュースがリリースされ(1303円→1005円のS安)、谷社長念願の創業来の黒字化の夢も先延ばしになったかと思われました。しかし、最終的には今年2月19日の決算説明会で(この会社は12月決算)、同社の経常利益は2100万円、当期純利益は500万円となり、08年の創業以来、初めて最終損益の黒字化を達成しました。バイオベンチャーにとって、黒字企業の仲間入りすることは一人前の証しです。
ジプラシドンの第三相失敗は、驚きました。海外で既に承認されている薬剤で、谷社長も「ほぼほぼ大丈夫」とコメントしていたので、面食らった投資家さんも多かったのではないでしょうか。

ラクオリアの株価は、その後1200円前後でしたが、コロナショックで3月には安値780円まで沈みましたが、現在は1000円近辺を上下しています。
さて、ここのところは波風あまりたててはいませんが、そろそろ動き出しそうな予感を感じるのは私だけでしょうか。

社名の由来は太陽を意味する「Ra」と感覚の質感を表す「Qualia」を掛け合わせたものだそうです。

個人的には愛着のあるバイオベンチャーです。今後の動向に注目したい銘柄の1つです。
以上。

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