「バイオベンチャー通信」

創薬バイオベンチャーについての情報を発信していきます。なお、ブライトパスバイオ、モダリス、ステムリムについては個別ブログをご覧願います。

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記事023:モダリス、参考情報、Answers Newsの森田社長インタビュー記事です。

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記事➡️モダリスについての参考情報です。
Answers News発行の、森田社長インタビュー記事です。

モダリスは先日、今期の収益予測を下方修正しましたが、予測していた収益イベントが消滅したわけではなく、次期にずれ込んだということですので、株価も戻りつつあるようです。

ここにご紹介する森田社長のインタビュー記事は、最新のモダリス事情を知ることが出来るものです。
私が注目した箇所を以下に抜粋して列記しますと、、、

1、基本特許を持つ米エディタス・メディシンと交渉し、知財のパッケージを作ることができた。

2、われわれの手法はスイッチをくっつけるだけ。「オフターゲット効果は起こるけど、それが重要な問題にならない」というのが正しく、それが安全性の高さにつながっています。

3、アステラス製薬やエーザイとの協業では、パートナーの得意とする領域と、われわれの技術の重なるところで研究開発を進めています。詳しくはお話しできませんが、順調に進捗していると認識しています。

4、一般的な低分子医薬品などと比べてかなり早い段階でリスクが低減できるので、成功予見性が高いんです。

5、技術には自信がありましたから、上場のハードルそのものは楽々と越えられたと思います。少し横柄な言い方にはなりますが、上場自体は「当然でしょ」というくらいの感じでした。

 6、振り返ると、このフィールドに参入したタイミングが肝だったと思っています。今、CRISPR関連の事業を始めるとすると、技術はすでに先に行ってしまっているので手遅れです。かといって、たとえば2010年にできたかというとそれも違う。遺伝子治療の土台となるウイルスベクターなどが本格的に使われるようになったのは2010年以降でしたから。

 7、日本は研究人材をリクルートするのに適切な環境であるとは言えません。よく言われるのは、「人材の流動性が良くない」ということ。・・・前の会社でもこの形でやっていて、ワークすることはわかっていましたし。

 8、年間2つずつくらいパイプラインを増やしていくつもりです。希少疾患は7000くらいありますが、われわれの技術がアプローチできるものについては、できればすべての疾患に治療薬を作っていきたい。

抜粋以上。

やはり、この会社の前途は有望ではないかと思えてしまいます。
森田社長のティシャツにご注目!

モダリス森田社長インタビュー記事➡️
遺伝子のスイッチ制御で「アプローチ可能なすべての希少疾患に治療薬を」モダリス・森田晴彦CEO|ベンチャー巡訪記 | AnswersNews

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